15 pieces are p to p
■
dance and media 2004/TOKYO Opening partyでのパフォーマンス「15 pieces are p to p」の模様です。画像右が
ニシモトタロウ氏、中央がダンサーのさやこ嬢、左端のPowerBookを操作している写ってないのがdotimpactです。場所は六本木
Bullet's。
■ニシモト氏がここのところ続けて発表しているパフォーマンス/映像作品「15 pieces are p to p」のアナザーバージョンという位置づけ。座っているニシモト氏が手元でライブで組み立てている15パズル(正方形を16分割して1つを除いた15のピースをスライドさせて、昇順に並べ替えるというだれでも知っているパズルです)をプロジェクターで投影しており、そこにダンサーが登場、静かにダンス(といっても、日常の動きにバレエ的な動きが組み込まれたような、不思議なダンスです)を始めます。さらにその空間を撮影したビデオ画像をライブで15ピースに分解してパズルをしている映像が投影されます(画像左)。前回ニシモト氏が公演したUPLINK GALLERYのパフォーマンスでは、15パズルがいつまでたっても完成しないというアクシデント(?)がありましたが、今回はリハーサルなしぶっつけ本番ながら双方のパズルがほぼ同時に完成(!)し、即興的パフォーマンスとしてはなかなかおもしろいものになっていたと思います。
■僕としてはもともと今回のプログラムはこういったお披露目として作ったわけではなかったうえ、こういうお披露目じたいに慣れてないのでその場でいろいろ組みかえてばたばたしたなあという感があります。やはりProcessingは画面サイズを大きくすると格段に遅くなりますね(とくにPowerBookG4の環境だと)。今回ビデオ出力で解像度が変えられなかったので800x600の画面になるべく大きく表示しようとウインドウサイズを730x550、ビデオキャプチャも730x550の15fpsで行っています。ほんとはキャプチャサイズがもうちょっと小さくして拡大したほうがスピード的にはよかったんでしょうが、現場でそれを組み替えるのはちょっと危険だったので止しました。ビデオ表示でいっぱいいっぱいだったので、ピース移動のアニメーションなどもヤメ。
あと、Macだとメニューバーが表示されちゃうのも、ちょっとなあ。
福地