Processing入門2005
※解説図はTabletPCでナグリ描き…ないよりはいいかなと
■担当授業のProcessingレクチャーのために「Processing入門」の2005年度版を書きはじめました。去年のものをベースに、Betaバージョンでの変更の反映や、説明の順番などをいじっています。基本的には授業とは無関係にテキストだけ読んでもわかるように書いているつもりです。プログラムをやったことないけど、Processingを使ってみたい、という方がいたら参考に読んでみてください。
- Processing入門2005
- その1 Processingとは/Processingをインストール/Processingをはじめる/直線を描く/曲線を描く/変数をつかう/繰り返し描く
- その2 色をつける/画像を使う/文字を使う/場合分けする/illustratorファイル出力
- その3(予定) 関数/initとdraw/マウスを使う/キーボードを使う/配列(アニメーション)
- その4(よ、予定…) 映像を使う(videoライブラリ)/音声を使う(sonia)
プログラムを教える順番
■Processingで美大の学生にプログラムを教えるのは去年に続き2度目となります(去年はガビン先生がメインで教えていたわけですけども)。それまではjavaとかjavascriptをかなりムリヤリ使わせていたのでそれに比べると相当教えやすくて助かったんですけど、Processingで言うところの「BASICモード(インタプリタ的に命令を書いた順に実行してくれるモード)」で図形を描かせるところから、メインループのあるプログラムに移行するところで変数、関数、制御構造をいっきに教えたらかなりの学生の理解がキャパを超えてしまった印象があったので、今年は変数(乱数)とfor文を先に教えて、ループや乱数を使った静止画をたくさん作ってみよう、という授業にしてみました。
たぶん工学部のプログラム実習とかならここまで噛み砕く必要はないんだけど(それよりは正確な概念を教えないといけないんだろうけど)、美大なので作品制作に(それなりに)直結した教えかたにしたいなと思って模索しているとこです。まだ課題が終わってないんだけど、どうかなー。