AIExport for Processing 0085 Beta
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授業 で活用してみようと思って、Processing上の描画をIllustratorのaiファイルに書き出してくれるライブラリ
AIExport を試してみたら、Alphaで作られたライブラリってまるっきりBetaでは動かないんですな。これは。
Processingでつくったプログラムの描画をどんどん紙に印刷させたいんで、まあsaveFrameのビットマップだけでもできなくはないけどちょっと悲しいし、でもAIExportを使うためだけにAlphaを授業で使うというのもシャクだなあ…と思ってなんとかならんかとソース(サイトで公開されている。
Allan William Martin 氏に感謝!)をいじっていたら、なんとか動くようになったので公開しておきます。Processing Betaの形式でimportできます。
■くわしくはこちら。
Alphaライブラリのコンバート
■Processing Betaのライブラリの形式と開発手順はProcessingフォルダのlibraryにある
howto.txt
に書かれています。
Alpha版とBeta版ではまずコアクラスの名称がBなんとか〜からPなんとか〜に全部変更されているので、内部でコアクラスを使用しているライブラリはそのへんを直す必要があります。あとAIExportの場合はルーチンで参照していたコアクラスの変数(描画色関係)が外部参照不可になったので(なのかな? ちゃんと確認してないですが)、そのへんはAIExportのクラス内で計算して保持するようにしてます。なので、たぶん前バージョンまではAIExportのai_fill()を呼ばなくても色の変更が反映されてたと思うけどそれができなくなってるはずです。
あ、あとbezierVertexの引数仕様がBetaで変更になっててちょっと手間取りそうだったので、とりあえずai_bezierVertexは使えなくしてあります。
ちなみにAIExportのテンプレートで書類サイズは800px×600pxになっているので、画面サイズをそれにあわせないと描画位置がずれたりします。