Modulobeで遊んでみた
文章: dotimpact
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江渡浩一郎さんが現在産総研のプロジェクトで開発しているコンピュータ上でフレームを組み立てて仮想生物を作る物理シミュレーション環境「
Modulobe」のbeta版がちょっと前にリリースされています。はまってしまうのは目に見えてるのでなかなか触れなかったんですが、夏休み的に時間ができたのでいろいろやってみました。
デスクトップで起動したらかなり致命的に落ちたので(ビデオドライバを新しくしたら直りましたが、原因はわかりません)しばらくノート(タブレットPC)で遊んでたんですが、タブレットだとかなり直感的にいじれてすごく楽しい。シミュレーションが重いのかCPUパワーをかなり(うちのTC1100だと常に計算率80%以上になります)使うのでバッテリを消耗する&本体が持てないくらい熱くなるのが残念。外で暇なときに遊べたりすると楽しそうなんだけど。
むかしプレステに「
パネキット」というゲームがありましたが、あれをもうちょっとシンプルにした、というか、もうちょっとゲームっぽくなくした感じでしょうか(そのはずでパネキットのスタッフの渡辺kuniさんもModulobeの開発にもかかわってるそうです)。“シャフト”と呼ばれる骨組みと“リンク”と呼ばれる駆動部(つながったモジュールとの接合部を曲げる動きをつけられる)というふたつのモジュールを角度をつけながらうまくつないでいくと、ちゃんと物理法則にのっとっていろんな動きをするモノがつくれます。具体的に言うとシャフトの連結方式はパネキットで、リンクの動きの指定は
sodaconstractorぽい(? そうでもないかな)感じ。慣れるまではけっこう難しいですが、しばらくいじってみてコピー&ペーストも活用できるころには(2,3時間くらいずっと触ってたんですが)、もうかなりシャフトの組み合わせる角度やリンクとの使い分けが頭に入ってきて、形が想像で作れるようになりました。いまも「あー、こうしてこうすると8の字走行する3輪車とか作れそうだなー」というアイデアが浮かんできてまた遊んでしまいそうです。
sodaplayなんかより環境の自由度が高いぶん、ここから先どうバージョンアップしていくのかが楽しみです。がんばってください!>etoさん
センサーがあると面白いかなと思いました。
MaxMSPみたいにブロック線図を引いてPID制御とかできればなあーと。
(機構を考える頭がないので自立制御に逃げる)