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最終日! イベント! 搬出! エンディング!

文章: dotimpact
カテゴリ: [/inProgress/realtimemachine]

■個展最終日。早めに画廊に向かってイベントの準備。「PONG-ED」で使っているプロジェクタを移動して縦画面を2つ並べて同期ゼビウスをプレイできるように。基板用のジョイスティックをEpoxy君に持ってきてもらって接続してみると、なぜだかスタートボタンが使えない。1台づつにつなぐと使えるのにジョイスティックの分配基板をはさむと使えなくなるという異常事態。イベント数分前まで半田ゴテで配線を加えたりしてましたが、なんとか稼動(けっきょくなんか、改造ジョイスティックのとある回路を通ると電圧が下がるかなんかで動かなくなってたようで、回路を短絡して回避したりしたそうです。ちゃんとその場で原因究明&対策したEpoxy君えらい)。

で、イベント。けっきょくゼビウスが死ぬほどうまいゲーマーは見つからず、知り合い筋のゲーマー(というか攻略本のプレイライターというか)のタッチンこと水谷さんをお迎えしてのイベントということになりましたが、水谷さん自身はほとんどゼビウスをプレイしたことがなかったそうで、あまり腕前を見せてもらう展開にはならず残念。演目もいろいろ試してみましたが、イベントとしてはかなーりいまいちな結果だったですかね。わざわざ見に来ていただいた方には申しわけなかったです。ゼビウスで2画面ともエリア3に到達してバキュラ(破壊できずよけるしかない敵キャラ)が出現すると、アクションパズル風味(バイナリィランドみたいな)になるとこはおもしろかったけどね。


しばらく時間いただいて元に戻して、通常展示。最終日&土曜ということで、ひっきりなしに来場いただけました。人がいないとけっこう美術作品してるんですが、たくさん人がいてゲームの曲がずーっと流れてるとゲーセンみたいになりますな。みんなけっこうほかの人のプレイを見てたりして会場に長くいてくれたのもうれしかったですね。ありがとうございました。

来るのがぎりぎりだったみなさまもなんとか5時までには着いて見てもらえたので、なんとか搬出も押さずに始めることができました。遊びにきてくれた学生のトザワさんとオガワさんもつかまえて手伝ってもらったおかげで6時のギャラリー明け渡し時間も間に合い、トラックに積み込みも終了。同乗して雨のなか自宅に向かい、とりあえず荷物は自分ちにつっこみました。ミッションコンプリート画面がとなりの写真ですな。これなんて倉庫?

■感想も届いてますのでリンクしときます。mixiの日記でいただいてる感想もありますが割愛。


リンク集も作ってみました。

■デジオはもうちょっと続けまーす。

Real-Time-Machine is over


■最初「触るとわかるへんなゲーム」という実験作を数点、という程度の企画を考えてたんですが、「現実とコンピュータの遅延の違い、みたいなとこで入り口を広げたほうがいいんじゃない?」というイトー先生のアドバイスをもらって、ブレスト段階で「リアル・タイム・マシーン」というタイトルが決まったあたりで、だいたいこの個展の方向が決まりました。「リアル・タイム・マシーン」というネーミングにはいろいろな解釈をしていただけたようで、「リアルタイム」という言葉の意味が気になった人もいたみたいですし、「ゲームに初めて触ったときの感覚に戻った気がした」とか「マリオが死ぬのが先にわかる感じが…」とか「昔のゲームが懐かしい」とかいったいろいろな意味での「タイムマシン」感覚、というのもあったみたいです。いろんな人のいろんな解釈がとにかくおもしろかったですなー。こういうのが作品制作の醍醐味なんだろうと思いました。

■スペシャルサンクス。今回の会場「表参道画廊+MUSEE F」の企画展(という位置付けになるのです今回のは)のためにギャラリーを提供していただいた画廊スタッフの里井さん、キュレーターとして各方面のセッティング&権利関係のクリアランスをしていただいた久木元さん、いろいろ相談させてもらった伊藤ガビンさんにはとにかくお世話になりました。

制作面ではDMデザインの大岡さんとデバイス制作のEpoxyくんと木工サポートの江田さん、搬入&展示を手伝ってくれた永島くん(@女子美情報メディア)にはとにかく頭が上がらない。ご協力ありがとうございました。「リアル・タイムマシーン展」がちゃんとした個展に見えてたとしたらこのへんのみなさまのやさしさが主成分になっております。

そのほか、いきなり「今日中に英訳して〜」とかムリなお願いしたシカゴ在住のアッチBonくん、ジングルをつくってくれたタナカアキラくん、イベントに協力いただいたタッチンさん、見に来たのにいきなり搬出を手伝わせてしまった戸澤さん&小川さん、mixiづてでいろいろ相談したモモネムさん、ニシモト★タロウさん、yasufさん、masayonさん、DMを置かせてもらった吉祥寺METEORの店長さん、機材を貸してもらった女子美情報メディア研究室のみなさま、などなど、とにかくご迷惑おかけしました。なんとかなりました。

それとご来場のみなさま(芳名帳で数えたら162人だった。記帳率はたぶん2/3くらいなので来場数は200人くらい?)、はじめまして|お久しぶりです|いつもお世話になっております|ありがとうございました。「行けなかった…」というみなさま、またどこかで。「期間短いよー」という声も聞こえるんですが、画廊の個展だとこれが精一杯な感じなのです(今回はギャラリー料金はサポートしていただいてますが、基本的には1週単位20万から〜みたいなシステムですんで)。またなんかできるとよいなとは思っております。

それではこれにて。今後とも。
at 2005-07-10 12:21 / permalink
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